刑罰

漢方コラム

毒薬としてのトリカブト(附子)

遥か古代から、刑罰に、暗殺に、世界中で毒が使われてきました。漢方で使用される「附子」の基原植物であり、毒草として名高いトリカブトもそのひとつです。757年(奈良時代)成立の「養老律令」には、附子を用いて人を殺したものは絞首刑と定められていました。