漢方エキス剤のこと 中国の漢方エキス剤事情 中国ではほとんど漢方エキス剤は普及していないようです。現代中国医学(中医学)は個人の病態に合わせて方剤を加減します。また後代、生薬の薬効によって1から方剤を組み立てるというやり方が主流になったこともあり、加減ができない漢方エキス剤はそぐわないのです。 2022.10.21 漢方エキス剤のこと
漢方コラム 古典に見る附子含有方剤 中国医学の三代古典といえば、漢代(紀元前206年~220年)に成立した「黄帝内経」「傷寒雑病論(傷寒論・金匱要略)」「神農本草経」。日本漢方が聖典とした「傷寒雑病論」の中から附子・烏頭含有方剤を表にしてみました。それぞれの用量、修治などが見て取れます。 2022.10.09 漢方コラム
漢方コラム 中国におけるトリカブト 中国では古くからトリカブトの栽培が行われ、薬用利用されてきました。生薬附子に対してはほとんどの場合「炮じる」という指示が記載されています。この「修治」によってトリカブトの毒性を管理していたのです。「炮じる」以外にも様々な修治方法があったようです。 2022.10.04 漢方コラム