辨陰陽易差後勞復病脉證并治第十四

傷寒論、辨陰陽易差後勞復病脉證并治第14-394条について解説します。本条は小柴胡湯掲載条文です。小柴胡湯は四社から漢方エキス剤が販売されている有名な処方です。

後漢末期に張仲景によって編纂された伝統中国医学の古典、漢方医学のバイブルとも言うべき「傷寒論」。その第十四章（辨陰陽易差後勞復病脉證并治第十四）には小柴胡湯、理中丸、竹葉石膏湯、牡蠣澤瀉散、枳實梔子湯、燒褌散など、有名な方剤が記載されています。