柔痓とは現代的に考えると、柔痓とは何なのか?
???
- ???
柔痓を含む条文古典に散見する柔痓
- 宋版傷寒論4-3条
-
太陽病 發熱汗出 而不惡寒 名曰柔痓
太陽が病み、發熱し汗出で、而も惡寒せざるは名づけて柔痓と曰う。
- 宋版傷寒論131条
-
病發於陽 而反下之 熱入因作結胸
病發於陰 而反下之 因作痞也
所以成結胸者 以下之太早故也
結胸者 項亦強 如柔痓状 下之則和 宜大陷胸丸 方一病、陽に發す。而るに反ってこれを下し、熱入り因って結胸を作す。
病、陰に發す。而るに反ってこれを下し、因って痞を作す也。
結胸を成す所以の者は、これを下すこと太だ早きを以っての故也。
結胸の者は、項も亦た強り、柔痓の状の如し。これを下せば則ち和す。大陷胸丸に宜し。(方一)大陷胸丸方
大黄半斤 葶藶子半升 熬 芒消半升 杏仁半升 去皮尖 熬黒
右四味 擣篩二味 内杏仁芒消 合研如脂 和散 取如彈丸一枚 別擣甘遂末一錢匕 白蜜二合 水二升 煮取一升 温頓服之
一宿乃下 如不下更服 取下爲效 禁如藥法 - 金匱要略2-2条
-
太陽病 發熱汗出 而不惡寒 名曰柔痓
太陽病。發熱し、汗出でて、而も惡寒せざるは、名づけて柔痓と曰う。