原文
下利已差 至其年月日時復發者 以病不盡故也
當下之 宜大承氣湯
下利已に差え、其の年月日時に至って復た發する者、病盡きざるを以っての故也。
當にこれを下すべし。大承氣湯に宜し。
大承気湯方
- 大承気湯掲載条文傷寒論208条・209条・212条・215条・217条・220条・238条・240条・241条・242条・251条・252条・253条・254条・255条・256条・320条・321条・322条、金匱要略2-14条・10-13条(傷寒論255条と同文だが飲み方が違う)・10-24条・10-25条・10-26条・17-37条・17-38条・17-39条・17-40条・21-3条・21-7条
- 傷寒論、金匱要略2-14条:芒硝を入れる前に滓を除く
- 金匱要略10-13条:芒硝を入れる前に滓を除かない
条文解説条文を細かく解釈してみよう
下利已差 至其年月日時復發者 以病不盡故也下痢をして、すでに回復しているのに翌年の同じ時期になると再発する。これは感染菌を完全に排出できていないためである。カンジダ(常在菌)などの真菌感染か寄生虫感染ではないだろうか。
當下之 宜大承氣湯排便させる。大承気湯を試してみる。
考察この条文はどのような症状を指しているのだろうか?
???
- ???