原文
大汗出 熱不去 内拘急 四肢疼
又下利厥逆而惡寒者 四逆湯主之 方五
大いに汗出でて、熱去らず、内拘急し、四肢疼く。
又下利し、厥逆して惡寒する者は四逆湯これを主る。(方五)
四逆湯方
甘草二兩 炙 乾薑一兩半 附子一枚 生用 去皮 破八片
右三味 以水三升 煮取一升二合 去滓 分温再服 若強人可用大附子一枚 乾薑三兩
- 四逆湯掲載条文傷寒論29条・91条・92条・225条・323条・324条・353条・354条・372条・377条・388条・389条、金匱要略17-14条(傷寒論377条と同文)・17-36条(傷寒論372条と同文)
- 傷寒論:生附子(皮を除き八片に破る)
- 金匱要略:生附子
条文解説条文を細かく解釈してみよう
大汗出 熱不去 内拘急 四肢疼
又下利厥逆而惡寒者
考察この条文はどのような症状を指しているのだろうか?
ショックだろうとしか言いようがない。
中国伝統医学ではこう考えた
日本漢方ではこう考えた