傷寒論 辨陽明病脉證并治第8-225条

原文

脉浮而遲 表熱裏寒 下利清穀者 四逆湯主之 方十四

脉浮にして遲。表熱裏寒。下利清穀する者は四逆湯これを主る。(方十四)

四逆湯方

甘草二兩 炙 乾薑一兩半 附子一枚 生用 去皮 破八片
右三味 以水三升 煮取一升二合 去滓 分温二服 強人可大附子一枚 乾薑三兩

エキス剤無

四逆湯

四逆湯の飲み方

条文解説条文を細かく解釈してみよう

脉浮而遲

表熱裏寒

下利清穀者

考察この条文はどのような症状を指しているのだろうか?

心不全での下痢

  • 脈沈ではないのに附子を使用している。脈遅は圧(収縮力)が弱いからか。

中国伝統医学ではこう考えた
日本漢方ではこう考えた