傷寒論 辨太陽病脉證并治上第5-11条

原文

病人
身大熱 反欲得衣者 熱在皮膚 寒在骨髓也 
身大寒 反不欲近衣者 寒在皮膚 熱在骨髓也

病人、
身が大いに熱して、反って衣を得んと欲する者、熱が皮膚に在り、寒が骨髓に有る也。
身大いにこごえて、反って衣を近づくるを欲せざる者、寒が皮膚にあり、熱が骨髓に在る也。

身大熱 反欲得衣者 熱在皮膚 寒在骨髓也身体に体熱があるのに服を着たがるのは、熱が皮膚にあり、寒が骨髄にあるためである。体温を上昇させるための悪寒があり、服を着たがるのだろう。

身大寒 反不欲近衣者 寒在皮膚 熱在骨髓也身体が冷えているのに服を着たがらないのは、寒が皮膚にあり、熱が骨髄にあるためである。これは体温調節中枢の異常だろう。骨髓という記載が共に体温中枢に関わることを示唆しているように感じる。

考察この条文はどのような症状を指しているのだろうか?

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