汗を發して解せず。腹滿ちて痛む者、急にこれを下せ。大承氣湯に宜し。(三十八 前の第二方を用う)
大承気湯方
- 大承気湯掲載条文傷寒論208条・209条・212条・215条・217条・220条・238条・240条・241条・242条・251条・252条・253条・254条・255条・256条・320条・321条・322条、金匱要略2-14条・10-13条(傷寒論255条と同文だが飲み方が違う)・10-24条・10-25条・10-26条・17-37条・17-38条・17-39条・17-40条・21-3条・21-7条
- 傷寒論、金匱要略2-14条:芒硝を入れる前に滓を除く
- 金匱要略10-13条:芒硝を入れる前に滓を除かない
条文解説条文を細かく解釈してみよう
發汗不解発汗があり、回復しない。
腹滿痛者 急下之 宜大承氣湯ガスが溜まっている(腹滿)。アシドーシス、胃腸機能低下、多少腎機能を心配している。本条だけではよく分からない。なお、傷寒論253条は発熱、発汗のみで大承気湯を試している。
考察この条文はどのような症状を指しているのだろうか?
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