傷寒論 辨太陽病脉證并治中第6-49条

原文

脉浮數者 法當汗出而愈 
若下之 身重心悸者 不可發汗 
當自汗出乃解 所以然者 尺中脉微 此裏虚 
須表裏實 津液自和 便自汗出愈

脉浮數者、法として當に汗出でて愈ゆべし。
若しこれを下して、身重く心悸する者、汗を發す可からず。
當に自汗出でて乃ち解すべし。然る所以の者は、尺中の脉微なればなり。此れ裏虚なり。
表裏實し津液自ら和するを須てば、便ち自汗出でて愈ゆ。

条文解説条文を細かく解釈してみよう

脉浮數者頻脈。不整脈による頻脈か。

法當汗出而愈発汗させれば治る、というのがセオリーである。

若下之 身重心悸者 不可發汗 當自汗出乃解瀉下により低Kになったのだろう。

所以然者 尺中脉微 此裏虚 須表裏實 津液自和 便自汗出愈代償機構が働いて癒える。

条文からの考察この条文はどのような症状を指しているのだろうか?

???