金匱要略 血痺虚勞病脉證并治第6-5条

原文

男子
脉虚沈弦 無寒熱 短氣裏急 小便不利 面色白 時目瞑 兼衄 少腹滿 此爲勞使之然

男子、
脉虚にして沈弦。寒熱無し、短氣、裏急にして小便利せず。面の色白く、時に目瞑し、兼ねて衄す。少腹滿つ。此れ勞がこれをして然らしむると為す。

条文解説条文を細かく解釈してみよう

男子男子。

脉虚沈弦

無寒熱結核、感染症ではない。

短氣裏急 小便不利

面色白 時目瞑 兼衄腎性貧血か。鼻血。本条が「血痺虚勞病」の章にあることに注目。

少腹滿小便が出ないことによる膀胱膨張。

此爲勞使之然労は貧血を指すようである。

考察この条文はどのような症状を指しているのだろうか?

???