病人に表裏の證なく、發熱七八日。
脉浮數の者と雖もこれを下す可し。
假令已に下して脉數解せず、熱を合するときは則ち穀を消し喜く飢ゆ。
六七日に至って大便せざる者は瘀血有り。抵當湯に宜し。(四十一 前の第二十四方を用う)
抵当湯方
- 抵当湯掲載条文傷寒論124条・125条・237条・257条、金匱要略22-14条
- 傷寒論124条・125条:蝱蟲30箇、大黄(酒で洗う)、桃仁(皮尖を除く)
- 傷寒論237条・257条:蝱蟲30箇、大黄(酒で洗う)、桃仁(皮尖を除く、両人のものを除く)
- 金匱要略22-14条:全生薬を粉末にする、蝱蟲30枚、大黄(酒に浸す)、桃仁(皮尖を除く)
条文解説条文を細かく解釈してみよう
病人無表裏證 發熱七八日
雖脉浮數者 可下之
假令已下 脉數不解 合熱則消穀喜飢
至六七日 不大便者 有瘀血
考察この条文はどのような症状を指しているのだろうか?
???
中国伝統医学ではこう考えた
日本漢方ではこう考えた