傷寒論 辨太陽病脉證并治下第7-160条

原文

傷寒
吐下後 發汗 虚煩 脉甚微 
八九日心下痞鞕 脇下痛 氣上衝咽喉 眩冒 經脉動惕者 久而成痿

傷寒。
吐下の後、汗を発す。虚煩して、脉甚だ微。
八九日して心下痞鞕し、脇下痛む。氣上って咽喉を衝き、眩冒す。經脉動惕する者は久しくして痿と成る。

条文解説条文を細かく解釈してみよう

傷寒真菌感染症。

吐下後 發汗 虚煩 脉甚微電解質異常(低K、低Ca)。

八九日心下痞鞕時間差があることから、低Kにより麻痺性イレウスが起こったとは考えにくい。

脇下痛肝脾腫?あるいはリンパ節腫脹だろうか。

氣上衝咽喉胃酸逆流か。

眩冒脳浮腫。

經脉動惕者 久而成痿

考察この条文はどのような症状を指しているのだろうか?

ヒストプラズマあたりを疑う。電解質異常(低K、低Ca)もあるだろう。