原文
傷寒
吐下後 發汗 虚煩 脉甚微
八九日心下痞鞕 脇下痛 氣上衝咽喉 眩冒 經脉動惕者 久而成痿
傷寒。
吐下の後、汗を発す。虚煩して、脉甚だ微。
八九日して心下痞鞕し、脇下痛む。氣上って咽喉を衝き、眩冒す。經脉動惕する者は久しくして痿と成る。
条文解説条文を細かく解釈してみよう
傷寒真菌感染症。
吐下後 發汗 虚煩 脉甚微電解質異常(低K、低Ca)。
八九日心下痞鞕時間差があることから、低Kにより麻痺性イレウスが起こったとは考えにくい。
脇下痛肝脾腫?あるいはリンパ節腫脹だろうか。
氣上衝咽喉胃酸逆流か。
眩冒脳浮腫。
經脉動惕者 久而成痿
考察この条文はどのような症状を指しているのだろうか?
ヒストプラズマあたりを疑う。電解質異常(低K、低Ca)もあるだろう。