- 生姜瀉心湯掲載条文傷寒論157条
- 生姜瀉心湯はエキス剤が販売されていません。
生薬解説各生薬は何をしているのか
生姜【中品(乾姜)】ギンゲロール(→ショウガオール、ジンゲロン)、βオイデスモール →生姜
甘草【上品】グリチルリチン酸、多くのフラボノイド ※腎機能に問題がない場合に限る →甘草
人参【上品】コルチゾール様作用。 →人参
乾姜【中品】TRPV1刺激によるβ2受容体刺激。 →乾姜
黄芩【中品】腸内細菌に対する制菌。 →黄芩
半夏【下品】消化管蠕動亢進。抗菌作用。 →半夏
黄連【上品】ベルベリン(止瀉、抗菌)。胃腸を動かしたい時には使用しない。 →黄連
大棗【上品】ブドウ糖、デキストリン、ジュジュポシド →大棗
甘草+人参元々あるものか、腸閉塞からの進行を案じて予防しているのかは定かではないが、肝機能障害を警戒している。
掲載条文
- 宋版傷寒論157条
康治版傷寒論37条 -
傷寒汗出解之後 胃中不和 心下痞鞕 乾噫食臭 脇下有水氣 腹中雷鳴下利者 生薑瀉心湯主之 方二十
傷寒。汗出でて解する後、胃中和せず、心下痞鞕し、乾噫、食臭あり。脇の下に水気有り。腹中に雷鳴し、下利する者は生薑瀉心湯これを主る。(方二十)
生薑瀉心湯方
生薑四兩 切 甘草三兩 炙 人參三兩 乾薑一兩 黄芩三兩 半夏半升 洗 黄連一兩 大棗十二枚 擘
右八味 以水一斗 煮取六升 去滓 再煎取三升 温服一升 日三服 附子瀉心湯 本云 加附子 半夏瀉心湯 甘草瀉心湯 同體別名耳 生薑瀉心湯 本云 理中人參黄芩湯 去桂枝朮 加黄連 并瀉肝法
???
用途生姜瀉心湯はどのような時に使用されるのか?
中医学では
日本漢方では
原病に関わらず、????