傷寒論 辨太陽病脉證并治下第7-153条

原文

太陽病 
醫發汗 遂發熱惡寒 
因復下之 心下痞 
表裏倶虚 陰陽氣並竭 無陽則陰獨 
復加燒鍼 因胸煩 
面色青黄 膚瞤者 難治 
今色微黄 手足温者 易愈

太陽病。
醫が汗を発し、遂に發熱、惡寒す。
因って復たこれを下して心下痞す。
表裏倶に虚し、陰陽の氣並びにく。陽無ときは則ち陰獨りなり。
復た燒き鍼を加え、因って胸煩す。面の色青黄にして、膚ひきつる者は治し難し。
今、色微しく黄ばみ、手足温かなる者は愈え易し。

条文解説条文を細かく解釈してみよう

太陽病細菌感染症。

醫發汗 遂發熱惡寒

因復下之 心下痞瀉下により脾腫が悪化し、心下に痞えを感じるようになる。

表裏倶虚 陰陽氣並竭 無陽則陰獨

復加燒鍼 因胸煩鍼で交感神経興奮、あるいは火傷。

面色青黄 膚瞤者 難治貧血を伴う脾機能低下は難治である。 →瞤

今色微黄 手足温者 易愈症状が黄疸のみで、循環血液量が保たれている場合は癒える。

考察この条文はどのような症状を指しているのだろうか?

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