小青龍加石膏湯

エキス剤無

小青龍加石膏湯

生薬解説各生薬は何をしているのか

麻黄【中品】エフェドリン作用、カテキン →麻黄

芍薬【中品】タンニン酸(加水分解型タンニン/ガロタンニン)、ペオニフロリン、ペオノール →芍薬

桂枝【上品(箘桂/牡桂)】シンナムアルデヒド、シンナムタンニン(単純縮合型タンニン) →桂枝

細辛【上品】β2刺激作用(血管平滑筋弛緩、気管支平滑筋弛緩=気管支拡張) →細辛

甘草【上品】グリチルリチン酸、多くのフラボノイド ※腎機能に問題がない場合に限る →甘草

乾姜【中品】TRPV1刺激によるβ2受容体刺激。 →乾姜

五味子【上品】 →五味子

半夏【下品】消化管蠕動亢進。抗菌作用。 →半夏

石膏【中品】硫黄、硫酸カルシウム →石膏

  • 石膏はアシドーシス対策か。硫黄もある。肝機能障害のために石膏の硫酸をアンモニアと結合させたい?

掲載条文

金匱要略7-14条

肺脹欬而上氣 煩燥而喘 脉浮者 心下有水 小青龍加石膏湯主之

肺脹。欬して上氣。煩燥して喘。脉浮者、心下に水有るときは、小青龍加石膏湯これを主る。

小青龍加石膏湯方
麻黄 芍藥 桂枝 細辛 甘草 乾薑各三兩 五味子 半夏各半升 石膏二兩
右九味 以水一斗 先煮麻黄 去上沫 内諸藥 煮取三升 強人服一升 羸者減之 日三服 小兒服四合

???

用途小青龍加石膏湯はどのような時に使用されるのか?

中医学では
日本漢方では

原病に関わらず、????