副腎機能障害

  • 副腎機能不全は低Na血症を引き起こす。
  • 感染症による場合、原因菌は真菌の場合が多い。
  • ステロイドホルモン(コルチゾールなど)が不足する。
  • 副腎不全において重要な役割を担うステロイドホルモンはコルチゾールとアルドステロンである。原発性副腎不全ではコルチゾールとアルドステロンの両者が欠損するが、続発性(二次性)副腎不全ではコルチゾールのみが不足する。
  • 世界全体において原発性副腎不全の原因として最も多いのは結核性副腎炎である。カンジダ以外のほとんどの真菌は副腎不全の原因となる。最も多いのはヒストプラスモーシス、次いでクリプトプラスコッカス(北米の場合)。
  • 副腎機能障害の原因
    1 自己免疫性の副腎炎
    2 感染性副腎炎
    3 転移性腫瘍
    4 侵襲性疾患
    5 両側性副腎出血
    6 髄膜炎の出血後
    7 遺伝性
    8 薬剤性